2025.10.09NEW

築30年の家を建て替えたらいくら？岡崎市での費用感をご紹介

「そろそろ建て替えを考えた方がいいのかな？」と悩むタイミングは、築30年を過ぎたあたり。耐震性や断熱性に不安が出てきたり、水回りの劣化が目立ち始めたりする頃です。
ただし気になるのは「実際にどれくらいお金がかかるのか」。今回は岡崎市での建て替えを例に、現実的な費用感とその内訳を、暮らし目線で分かりやすくご紹介します。

岡崎市での建て替え、ざっくり費用はどのくらい？　　
　建物本体の価格を知る　　
　建て替えならではの追加費用　　
　トータルでの費用感　　
意外と見落としがちな費用ポイント　　
　解体工事のコスト　　
　建物以外の工事　　
　仮住まいと諸経費　　
費用を抑えるためのちょっとした工夫　　
　延床面積をコンパクトに　　
　仕様のメリハリをつける　　
　シンプルな設計でコストカット　　
まとめ　　

岡崎市での建て替え、ざっくり費用はどのくらい？

建物本体の価格を知る

岡崎市での注文住宅相場は、建物の坪単価で 70〜90万円前後。延床30坪の住まいを建て替える場合は 2,100〜2,700万円程度が目安です。
例えば「子育て世帯が選ぶシンプルモダンな2階建て30坪」の場合、本体工事費は2,300万円ほど。これに加えて設備グレードや外観デザインをどこまでこだわるかで、数百万円単位で変動します。

建て替えならではの追加費用

建て替えの大きな特徴は、解体費用＋仮住まい費用が必ず発生すること。

• 木造2階建て30坪を解体する場合 → 120〜180万円前後
• 仮住まいの家賃（岡崎市の賃貸2LDK〜3DK） → 月6〜9万円
• 引っ越し費用（2回分） → 40〜60万円

例えば6カ月間の工事期間で仮住まいを借りると、家賃だけで約40〜50万円になります。これに引っ越し費用を合わせると、解体から住み替えまでで300万円近くかかることも。

トータルでの費用感

こうした費用をすべて合算すると、岡崎市での建て替え総額は 2,500万円〜4,000万円台が現実的なラインです。
「外構も新しく整えてトータル3,500万円で完成」という方もいれば、「本体はシンプルに2,700万円で、外構は後からDIYで少しずつ整える」という方も。
建て替えは“自分たちの暮らしに合わせて調整できる”のが魅力です。

意外と見落としがちな費用ポイント

解体工事のコスト

木造住宅であれば坪4〜6万円ほどですが、鉄骨造やRC造だと坪8〜10万円になることも。実際、岡崎市内で築35年の鉄骨住宅を解体したケースでは、延床40坪で約350万円かかった例もあります。
さらに「庭の樹木の伐採」や「ブロック塀の撤去」が必要になると数十万円単位で追加に。解体費用は見積もり段階でしっかり確認しておきたいポイントです。

建物以外の工事

外構工事（駐車場・フェンス・庭など）は、見た目や使い勝手を左右します。例えば「駐車スペース2台分＋シンプルなフェンス」の場合で 100〜150万円。ウッドデッキや芝生などを加えると200万円を超えることも珍しくありません。
また、岡崎市はエリアによっては土地に高低差があるため、擁壁工事や造成費用が追加で 100〜300万円発生するケースも。土地条件によって費用が上下する点は見落とせません。

仮住まいと諸経費

仮住まいの家賃や引っ越しに加え、忘れがちなのが登記や税金、地盤調査費、設計料。例えば、
• 表示登記・保存登記 → 20〜30万円
• 地盤調査 → 5〜10万円
• 設計監理料 → 工事費の5〜10％（100〜200万円程度）

こうした諸経費だけで合計300〜500万円かかることもあります。

費用を抑えるためのちょっとした工夫

延床面積をコンパクトに

例えば延床35坪を30坪に抑えるだけで、坪単価80万円なら約400万円の差が出ます。収納の工夫や多目的に使える間取りにすれば、小さめでも快適に暮らせます。岡崎市でも「30坪台で3人家族がのびのび暮らす家」は人気のプランです。

仕様のメリハリをつける

毎日使うキッチンやお風呂はグレードアップして快適性を重視しつつ、壁紙やドアは標準仕様で十分。例えば「システムキッチンをグレードアップ（＋50万円）」しても、壁紙を標準に戻せば相殺できます。
後から交換できる部分（照明・クロス）と、後から変えにくい部分（断熱材・耐震性能）のどちらに投資するかを見極めると、コストパフォーマンスの高い家づくりが可能です。

シンプルな設計でコストカット

凹凸の少ない四角い間取りは、工事の効率も良く、外壁や屋根の面積も減るためコストを抑えられます。実際に「L字型の家」から「シンプルな総2階」に変更したご家族は、設計変更だけで約200万円削減できた例も。
デザインを工夫すれば、シンプルでも洗練された外観にできるので、コストとデザインを両立できます。

まとめ

岡崎市で築30年の家を建て替える場合、建物本体費用に加え、解体・外構・仮住まい・諸経費を合わせて 2,500〜4,000万円台が目安となります。
実際の費用は土地条件や仕様のこだわり次第で変動しますが、事前に「どこにお金がかかるか」を知っておくことで、無理のない計画が立てられます。

大きな決断だからこそ、経験豊富な地域の施工会社に相談するのが安心です。岡崎市で多くの実績を持つナカオホームでは、費用感から間取り、仮住まいのサポートまでトータルでご提案。暮らしに寄り添った家づくりを、一緒に考えてみませんか？