ローコストで注文住宅を建てるなら土地選びがカギ!土地代を抑えるコツとは?
注文住宅を建てる際、土地選びは非常に重要なポイントです。特に近年の地価高騰により、西三河エリア(安城・刈谷・知立・岡崎・豊田・西尾など)では、希望する予算と条件の土地を見つけるのがますます難しくなっています。
しかし、工夫次第では土地代を抑えながら理想の家を建てることが可能です。創業90年の地元工務店で日ごろから土地仕入れをし、お客様に提供している立場として、土地選びのポイントとコストを抑えるコツについてお伝えします。
目次
1. 西三河エリアの地価動向を把握する
2. 狭小地や旗竿地を活用する
2-1 狭小地(せまい土地)を活かす
2-2 旗竿地(はたざおち)を活かす
3.成形地にこだわらない
4.建築条件付き土地を避ける
5.複数の候補地を比較する
6.住宅ローンとのバランスを考える
7.まとめ
1. 西三河エリアの地価動向を把握する
西三河エリアは、名古屋へのアクセスが良く、トヨタ関連企業をはじめとする工業地帯も多いため、地価が比較的高い地域です。特に刈谷市や豊田市などの主要都市では、利便性の高さから土地の価格が上昇傾向にあります。一坪70万円!という所も多くなってきました。
一方で、安城市や知立市、岡崎市、西尾市などでは、エリアによっては比較的リーズナブルな土地もあります。例えば、駅から少し離れたエリアや、住宅開発が進んでいない地域を狙うことで、土地代を抑えられる可能性があります。
2. 狭小地や旗竿地を活用する
「狭小地」や「旗竿地」といった一般的に人気が低い土地を活用することで、土地代を大幅に抑えることができます。
狭小地(せまい土地)を活かす
狭小地とは、一般的な住宅地よりも面積が小さい土地(西三河エリアでは30坪前後)を指します。土地の価格が低めに設定されることが多いため、建築費を考慮しながらコンパクトな設計にすることで、トータルコストを抑えた家づくりが可能です。
狭小地でも、工夫次第で快適な住環境を実現できます。例えば、
3階建てにする
屋上庭園を設ける
吹き抜けを活用する といった工夫をすれば、広さを感じられる住まいを実現できます。
旗竿地(はたざおち)を活かす
旗竿地とは、道路に接する部分が細長くなっている土地のことを指します。形状の関係で敬遠されがちですが、価格が比較的安い傾向にあります。
旗竿地のメリットとしては、
道路に面する部分が少なく、プライバシーが確保しやすい
駐車場スペースを工夫すれば、十分な建築面積を確保できる といった点が挙げられます。
設計の自由度はやや下がるものの、間取りを工夫すれば快適な住まいが実現できます。
3. 成形地にこだわらない
「成形地」とは、四角形や長方形など、きれいな形をした土地のことを指します。成形地は建築しやすいため人気があり、その分価格が高くなります。
しかし、多少 不整形な土地でも、設計の工夫次第で問題なく住宅を建てることができます。例えば、
L字型の土地をうまく活用した間取り
斜めの土地を利用したデザイン住宅 といったアイデアを取り入れることで、コストを抑えながら魅力的な家を建てることが可能です。
4. 建築条件付き土地を避ける
土地購入の際に「建築条件付き土地」かどうかを確認することも重要です。建築条件付きの土地は、特定のハウスメーカーや工務店で家を建てることが前提となっているため、自由度が制限されるだけでなく、結果的にコストが高くなることもあります。
土地を購入する際には、自由設計が可能な土地を選ぶことで、コストを抑えつつ理想の家を建てられます。
5. 複数の候補地を比較する
土地選びでは、1つの候補にこだわらず、複数の候補地を比較することが重要です。価格だけでなく、
交通アクセス
周辺環境
インフラ整備状況
将来的な資産価値 といった要素を総合的に判断し、最適な土地を選びましょう。
6. 住宅ローンとのバランスを考える
土地代だけでなく、住宅ローンとのバランスも重要です。無理に高額な土地を購入すると、建築費や月々の返済が厳しくなります。
例えば、
土地価格を抑えて、建物に予算をかける
住宅ローンのシミュレーションを事前に行う
補助金や助成金を活用する といった工夫をすることで、無理のない資金計画を立てられます。
まとめ
ローコストで注文住宅を建てるためには、土地選びが大きなカギを握ります。西三河エリア(安城・刈谷・知立・岡崎・豊田・西尾)では、地価が高騰しているものの、
狭小地や旗竿地を活用する
成形地にこだわらない
建築条件付き土地を避ける
複数の候補地を比較する といった工夫をすることで、コストを抑えながら理想の住まいを実現できます。
創業90年の地元工務店として、お客様の理想の家づくりを全力でサポートいたします。土地選びや設計についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください!