3階建て狭小住宅の間取りアイデア5選!事例付きでご紹介!
都市部の人気エリアは坪単価高騰の影響により、限られた大きさの土地にに家を建てる狭小住宅が多くみられます。
駅ちか、主要幹線道路の近く、学校や商業施設の有無など生活の利便性や資金面を考慮して選んだ土地であっても、家での暮らしが快適でなければ、新築したことを後悔するかもしれません。
・家庭菜園や子供の遊び場として庭が欲しかったけど、庭をつくれない
・隣の壁が近いので、窓を付けても光が入らない
・部屋の広さと必要な収納スペースのバランスが難しい
このように敷地が狭いと窮屈で暗い部屋をイメージしがちですが、間取りしだいで開放感あふれる快適な空間を作ることができます。
こちらの記事では、敷地面積30坪程度の敷地に注目して、快適な間取りのポイントをお伝えしていきます。
事例をもとに詳しくまとめていますので、狭小住宅の間取り計画にぜひお役立てください。
目次
1.【狭小地住宅】敷地面積約30坪の間取り5選
1-1 快適な屋上がある3階建て住宅
1-2 3階にシアタールームのある暮らし
1-3 吹き抜けがおしゃれな3階建て住宅
1-4 ビルトインガレージのある住宅
1-5 ロフト空間が開放的な住宅
2.まとめ
【狭小住宅】敷地面積約30坪の間取り5選
狭小住宅でも開放的で生活が便利になる間取りを、ご紹介していきます。
快適な屋上がある3階建て住宅
刈谷市s様邸
敷地面積:.108.80㎡ (32.85坪)
延べ床面積:115.69㎡ (34.92坪)
3階建て屋上庭園付住宅
屋上スペースをつくることで、生活に便利さと楽しさがプラスされています。
狭小住宅の場合は、敷地に駐車場と住宅を建てると広い庭をつくることができません。
そこで、最近では屋上に庭を作るご家族が増えています。
1階の庭よりも、上階の外スペースはプライバシーが守られやすいので、BBQやプールをしたり、洗濯物を干したり、子どもを遊ばせたりするのに便利です。
狭小住宅と聞くと、窮屈な印象を覚えますが、屋上を設けることで開放的な生活を送ることができます。
3階にシアタールームのある暮らし
安城市K様邸
敷地面積:103.02㎡(31.10坪)
延べ床面積:113.13㎡(34.14坪)
3階のシアタールーム
3階建て住宅の3階部分の半分をシアタールームにしています。
音は上に逃げていきますので大きな音で映画を見ても近隣に迷惑を掛ける心配はありません。
静かな環境の中、映画や音楽を思いっきり楽しむことができます。
その他にはダンススタジオやカラオケルーム、楽器の練習スペースなどに最適です。
吹き抜けがおしゃれな3階建て住宅
安城市O様邸
敷地面積:98.70㎡(29.80坪)
延べ床面積:100.05㎡(30.20坪)
吹き抜け
吹き抜けをつくることで、狭小住宅とは思えない程、開放的なリビングに仕上がっています。
吹き抜けとは上階の床をつくらず、下の階の天井を高くした間取りのことです。
天井を高くすると縦に大きく空間が広がるので、開放感を得ることができますし、
狭小住宅が立ち並ぶ都心部では、隣の建物と密接なので、室内が暗くなりがちです。
吹き抜けをつくって高い位置に窓を設置することで、下の階にも効率的に日差しを採り込むことができます。
吹き抜けを作ることで空間のつながりもできるので家族のコミュニケーションも活発にとれるようになります。
ビルトインガレージのある住宅
岡崎市M様邸
敷地面積:89.11㎡(約26.90坪)
延床面積:108.33㎡(約32.70坪)
ビルトインガレージ
土地いっぱいに家を建てる必要のある狭小住宅には、ビルトインガレージが最適です。
都心部で住宅と駐車場を必要台数置ける土地を探そうとすると40坪弱必要になることがありますが、そうすると土地の価格も高くなりますし、ちょうどいい大きさの土地に出会えるかもわからないことがあります。
ビルトインガレージにすれば、家の1階部分を駐車場にできるので、屋根付きの駐車場を設けることができますし、ご紹介する事例では26坪で駐車2台を確保することができました。
玄関までの距離も最短なので、買ってきた物を家に運ぶのも楽ですし、雨の日などもお子さんとの乗り降りがしやすくなるでしょう。
さらにこちらの住宅の特徴は、2階のダイニング部分に、バルコニーを作ることで解放感も叶えることができました。
2階にバルコニーがあることでひかりが差し込みますし、2階リビングで作ったご飯を天気のいい日にはバルコニーにすぐ持っていき優雅なひと時を過ごすこともできます。
ロフト空間が開放的な住宅
岡崎市T様邸
敷地面積:97.28㎡(29.37坪)
延床面積:89.65㎡(27.05坪)
リビング
リビングにある吹き抜け空間は30坪に建てられた家とは思えないほど解放感に満ちています。
さらに吹き抜け空間の上部にはロフトがあり、小さなお子さんの秘密基地や季節の荷物をしまう場所として収納スペースとしてとても機能的です。
まとめ
コンパクトな敷地面積30坪程度の狭小住宅でも、間取りしだいで快適な生活を送ることができます。
狭く感じがちな狭小住宅を、どのように広く開放的に仕上げるかがポイントです。
・屋上庭園やルーフバルコニーをつくって、外の空間を感じる間取り
・インテリアカラーを明るくして、部屋に広がりを感じる
・吹き抜けをつくって光や風を取り入れる
・リビング階段でコミュニケーションを活性化させる
・ロフトやファミリークローゼットで片付けやすい環境を整える
・ビルトインガレージをつくって狭小地でも駐車場を設ける
・3階空間をつくって、生活スペースを広げる
このようにコンパクトなスペースを開放的に、また便利にするための間取りは豊富にあります。
小さな敷地を無駄なく利用して、快適な間取りに整えていきましょう。
狭小地を購入検討している方、実家の敷地内で狭小地をお持ちの方など注文住宅にお困りのことならなんでもご相談ください。
ナカオホームでお待ちしております。